「てるてるきたく」が終わりました!~今までありがとうございました~

2018年3月に閉校され、長い年月の間、地域の象徴的な建物の1つであった旧兵庫商業高校。解体前になんとか今の「まちの風景」を地域の皆さんの記憶に残していただきたい!という思いから、北区制50周年記念事業を告知する舞台として活用する企画「てるてるきたく」を実施しました。

「てるてるきたく」では芸術家として活動されている伊達伸明さんにご協力いただき、校舎を舞台としたステンドグラス風のライトアップを行いました。

そんな5月20日から始まった「てるてるきたく」の夜間点灯(19時~23時)ですが、9月中旬をもって終了いたしました。

皆さんはライトアップの様子をご覧いただけましたでしょうか?

photo by Junpei Iwamoto

鈴蘭台のまちを照らすとともに地域の方々の心の灯り、ひいては北区の未来を照らすという私たちの思いが、少しでも皆様に伝わっていれば嬉しい限りです。

また、校舎そのものの解体に向けた準備も着々と進めているようです。
そんな卒業生や地域の皆様の思い出の詰まった学校の素敵な姿を、最後に何枚かご紹介したいと思います!

まずは校舎の東側にある食堂の様子です。
手書きの料理イラストがたくさん貼られていますね。
当時はお腹を空かせた学生たちの支えになっていたことでしょう。

◆食堂の隣にある部室からも青春の香りを感じました。

さぁ校舎内に入りまして、、、こちらが講堂の姿です。
数々の卒業生を送り出してきた舞台もきれいに残っていました。
舞台と言えば国際大会に毎年出場して、全国的にも有名な龍獅團もこの舞台で練習していたのでしょうか?
閉校前に同窓会が開かれたのか、看板が当時のままで残っているのも趣がありますね。

教室内には当時書かれたと思われる文字も残っていました。

図書室」のプレートにはてるてる坊主が!
長い間、鈴蘭台の晴天を祈ってくれていたのでしょうか?
実は本企画の「てるてるきたく」という名前はこのてるてる坊主が由来なんです。
作業中にたまたま見つけたこのてるてる坊主をきっかけに、北区を「照らす」という意味も込めて名付けられました。

みなさんの思い出が詰まった校舎とはお別れになりますが、生まれ変わる鈴蘭台の街並みも楽しみにしていただければと思います!

◇鈴蘭台周辺の再開発等ついては下記をチェック!
鈴蘭台駅周辺のまちづくり(都市局工務課)

◇その他「てるてるきたく」関連記事はこちら
てるてるきたく 本格点灯はじまります!(5/20から!)」(5/19掲載)
SNS投稿で希少体験ができる?!取り壊し前の校舎ライトアップを撮影しよう!」 (6/16掲載)

1件のコメント

兵庫商業の卒業生です。
もう二度と見ることが出来ないと思っていた校舎内の写真を掲載していただきありがとうございます。
校舎の解体の準備が進んでいるとのことなので最後に敷地内に入れるイベントを是非ともお願いいたします。

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