北区は1973年(昭和48年) 8月1日に兵庫区から分区して誕生しました。
市内で最も広い面積であり、自然豊かな山林地域とともに、歴史ある農村や宿場町を残し、新たなニュータウンが生まれることで、北区特有の景観や魅力が作られてきました。
現在、全国的にも人口減少による地域の担い手不足が懸念されています。北区らしい景観や魅力を未來につなげていくには、様々な層の方々が関わる持続可能な取り組みが大切です。
また、約3年間にわたり続いてきたコロナ禍の影響により、地域のイベントや住民同士のコミュニケーションの機会が制限されてきました。
今年、北区制50周年を迎えるにあたり、改めて区民のみなさんが北区に対しての誇り(シビックプライド)を再認識し、まちや人が活気を取り戻すきっかけとなることを目指します。
地域、民間企業、行政が一体となって、北区のまちブランドの再構築をすすめていきましょう。
50周年記念事業のテーマ
- 残そう“これまで”
北区制が開始されてから50年を迎えますが、北区には古くは千年以上の歴史や文化が残っています。先人達が残してきたモノやコトを後世にも引き継いでいきましょう。
- 創ろう“これから”
未来の北区をつくるのはこれからの子ども達。一方で、人生100年ともいわれる今の時代。老若男女、全ての世代が思い思いの未来を描ける北区をつくりましょう。
- 繋げよう“ひと”
阪神・淡路大震災から20年をきっかけに「BE KOBE」という言葉が生まれました(北区内にもモニュメントあり)。その言葉の意味は「神戸の魅力は人である」。北区においても人のつながりを大切にしていきましょう。
- 育もう“自然”
北区の最大の特徴ともいえる「緑豊かな自然や環境」。“まち、さと、やま”が組み合わさる美しい北区らしい景観を、子ども達にとっての「故郷の景色」として育てていきましょう。
- 活かそう“こせい”
自然、文化、農業、温泉、坂道。北区には、たくさんの個性があります。この個性を魅力と捉えて、「まちあるき」や「まちあそび」、活動の資源として活かしていきましょう。